PNDによる選択肢の拡大
PND(ポータブルナビゲーションシステム)の配線は電源をシガーソケットから取るだけ、コンパクトなサイズはダッシュボードまわりのどこにでも置くことができ、設置に手間もいらない簡易性が何よりウケているそうです。
そして何よりも、一般的なカーナビ(フルカーナビと呼ばれます)の半分以下という価格が最大の魅力とも言われます。口コミでシェアをのばしてきたPNDは、昨今メジャーなカーAVメーカーもPND市場に参入、一気に百花繚乱の様相を呈しています。
面白い理由として、PNDは、カーナビの売れない欧米で登場したもの。道が比較的わかりやすく、渋滞があっても日本ほどひどくはない欧米の地では、カーナビ需要はあまりなく、一部の高級車で純正採用されるのみという背景からと言われています。
しかしPNDの登場によって「この価格でこれだけ便利だったら」とユーザーに受け入れられ始めた経緯があるのだそうです。いっぽうの日本は、すでにカーナビがドライブの必需品として認知されており、自家用車の半分がすでに装着済みという見方もあるくらいです。
「いまさらシンプルなナビを積極的に買おうとする人は、それほどいないんじゃないか」という専門家の意見もあったほどですが、PNDとフルカーナビは全くの別物、ユーザー層も使い方もまったく違っているのだそうです。
PNDとカーナビ両者は共存する、いやそれ以上にPNDは新たなカーナビユーザーを生み出してくれるアイテムだといえるのではないでしょうか。